内容説明
「より多くの人々に利用しやすい商品を設計する」という思想をもつUDは、さまざまな障がいのある人にも使いやすくする必要があり、見た目とは違って実際の設計は一筋縄ではありません。本書では、その正しい理解と豊富な事例を紹介します。
目次
第1章 ユニバーサルデザインってなんだろう?(ユニバーサルデザインとは?;ユニバーサルデザインは「比較」の考え方 ほか)
第2章 さまざまな角度から利用者を理解する(いろいろな人が暮らす今のわが国;あなたもこんなことがありませんか? ほか)
第3章 ユニバーサルデザイン実現へのステップ(思い通りにいかなかったUD実現;UD商品の企画を会議中心で進める難しさ ほか)
第4章 さまざまな分野で活躍するユニバーサルデザイン(国土交通省の取組み;経済産業省の取組み ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くるぶしふくらはぎ
10
「バリアフリー」は利用者が困難なことを無くして使いやすくすること、「ユニバーサルデザイン」はどんな利用者も使いやすくすること?私なりに、解釈してみました。ビルの入り口にスロープを付けるのは、「バリアフリー」的に考えると障害者が入れる入口を造ること、「ユニバーサルデザイン」的に考えると障害者でも入れる入口にすること。似ているけど、根本、発想の出発点が違ううんだな、と、思いました。2014/07/31
Hiroki Nishizumi
1
読みやすくて参考になった2015/05/13
mita
0
意外と知らないユニバーサルデザインとババリアフリーの違い2015/08/05
Hachi_bee
0
63のエピソードが見開きになって語られています。左側ページはイラストや表と解説。右側ページの本文も読みやすいですが、文章を読むのが苦手な人でも左側だけ斜め読みして、気になった項目だけ右ページを参照するという手が使えます。本の構造もUDとなっているように感じました。章末のコラムは「赤地に黒字」で読みにくいのが難点。第2項の考え方には目から鱗を落とされた思い。 2015/03/08
朝倉久仁彦
0
読みやすい!混同しがちなバリアフリーとの違いも分かりやすく解説してありました。2015/01/12
-
- 和書
- よしよしなでなで