目次
A編 リコール論(リコールとはどんなものか;リコールの全体的傾向 ほか)
B編 不具合の原因には何があるか?(自動車の不具合とはどんなものか?;不具合はどんな脈絡で起こるか? ほか)
C編 リコールで学んだ知識(人は誰でも間違えるという性質に起因する不具合;自動車産業の成熟化に伴う不具合 ほか)
D編 死傷事故が起こってから届けられたリコール―なぜ、死傷事故を回避できなかったのか?(何を基準にリコール判断が下されるか?;なぜ、リコール判断を先送りするか? ほか)
E編 リコールを生かす(すでにあるリコールから何を学ぶか;失敗知識の共有を具体化するにはどうしたらよいか ほか)
著者等紹介
畑村洋太郎[ハタムラヨウタロウ]
1941年生まれ。東京大学工学部機械工学科修士課程修了。東京大学大学院工学系研究科教授を経て、工学院大学グローバルエンジニアリング学部教授、東京大学名誉教授。2001年より畑村創造工学研究所を主宰。2002年より特定非営利活動法人「失敗学会」を立ち上げ初代会長に就任
内崎巌[ウチザキイワオ]
1947年生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業。(株)竹中工務店に27年間勤務した後、1998年、50歳を機に独立して(有)内崎技術事務所を設立し、現在に至る。(株)竹中工務店では技術研究所で建設機械、とくに基礎工事用機械、および建設ロボットの研究開発に従事。独立後は、国の調査研究や民間企業の研究開発指導の仕事をしている。技術士(機械部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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