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トコトンやさしい石油の本

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784526058332
  • NDC分類 568
  • Cコード C3034

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内容説明

石油は、輸送用燃料をはじめ、産業・民生用燃料や化学製品の原料・材料にも使われており、現代の私たちの生活には無くてはならないものです。だからこそ、私たちはもっと石油のことを知る必要があります。

目次

第1章 石油って一体なんだろう?
第2章 石油を発見するのはとても大変
第3章 石油の採掘と技術革新
第4章 石油の流通・輸送・貯蔵
第5章 多くの用途に利用される石油
第6章 石油産業と環境問題
第7章 激変してきた石油産業の変遷
第8章 石油市場の形成と価格決定の仕組み

著者等紹介

藤田和男[フジタカズオ]
東京生まれ。1965年東大工学部資源開発工学科卒業、同年アラビア石油に入社。69年から4年間テキサス大学院に社費留学し石油工学博士号取得。その後アラビア湾のカフジ油田に8年間、中国渤海湾プロジェクトに2年、マレーシアの駐在代表など海外赴任15年を経験。94年東京大学工学部教授に就任。大学院主任、専攻長(学科長)を歴任し03年同大学を退官、芝浦工業大学に新設されたMOT(技術経営)大学院教授に招かれ現在に至る。専門は石油資源評価、プロジェクト評価、地球環境・エネルギー概論、エネルギージオポリティックスなど

難波正義[ナンバマサヨシ]
日本エネルギー経済研究所(客員研究員)。東京生まれ。1962年学習院大学政経学部卒業、石油資源開発(株)、石油開発公団(後の石油公団)、石油公団(ヒューストン事務所副所長、企画調査部長、計画部長、理事)、北海道石油共同備蓄(専務取締役)、日本地下石油備蓄(常勤監査役)と石油開発・備蓄業務に従事、石油開発行政の第一線を歩く。石油公団では、一時期、その開発研究誌を主宰し、日本の石油開発・備蓄に心血を注ぐ。経験を活かし、NPOエネルギー・環境・文化国際協力協会を立ち上げ、専務理事に就任。長年日本のエネルギー政策への提言を続けている

井原博之[イハラヒロユキ]
技術士(化学部門)専務所・エコ・エネ・リサーチ代表、日本大学文理学部客員教授。大阪府生まれ。1962年、京都大学工学部卒、同年三菱石油(株)入社。開発研究所長、開発部長。和興産業(株)取締役技術本部長を経て2003年より現職

島村常男[シマムラツネオ]
北海道石油共同備蓄(専務取締役)。埼玉県生まれ。1969年東京大学工学部資源開発工学科卒業、石油公団(当時は石油開発公団)に技術系一期生として入団。77~80年、96~99年の二度にわたりアブダビの石油開発操業会社に出向した他、石油公団では計画部、技術部、石油開発技術センター、ヒューストン事務所に勤務。石油公団とその機能を引き継いだJOGMECで理事を務めるなど一貫して石油開発に係わる。2005年6月から現職

箭内克俊[ヤナイカツトシ]
NPOエネルギー・環境・文化国際協力協会(理事)。福島県出身。学習院大学(国際経済学)。日本輸出入銀行(開発金融の研究と審査)韓国・タイ・中国などの工業化を支援し、石油・天然ガス・ウラン・石炭・銅などの資源開発と対日供給確保を計る。産業考古学会(理事:技術移転論)、日本産業革命の研究と産業遺産の調査・保存。科学読物研究会(監事:理科教育の実践)。新理科教育フォーラム(委員:理科教育学習論)、理科の雑誌「Rika Tan」(星の環会)企画委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mitz

5
今勤めている会社に入社した時に買った本。新年度を迎えたので、「初心に戻る」という思いで再読。読みながら、幼い頃父と風呂に入っている時に、洗面器やシャンプーのボトルを指しながら「これも、これも石油でできているんだよ」と言われた時の、新鮮な驚きを思い出した。産業・民生の燃料であり、一方で身近なプラスチックや合成ゴムの原料にもなる石油。これが、百万年以上の長期間にわたって厚い土砂の堆積層に埋没した生物遺骸に由来するというのだから、摩訶不思議である。石油産業に従事する身として、エネルギーの事をもっと勉強しよう。2013/03/31

150betty

1
(☆4)いわゆる石油について学びたいならこれより優れた入門書はないだろう。全海上の輸送物の三分の一は石油ってのは、エネルギー消費の需要がある場所と供給のある場所でそれだけギャップがあるってことでしょうね。産油国と石油メジャーとの綱引きは金を生み出すだけに厳しいのでしょうね。企業の資産を国有化してしまうのをとんでもないと感じるのは僕が日本人だから感じる感性なんでしょうね。2014/01/05

Ryoga Yasuda

1
トコトンやさしくはなかったがお勉強になった。2013/08/24

中性子星

1
かなりわかりやすい。石油精製の事を書いた本はみた事あるが、探査、掘削とかの井戸元開発まで書いてるのは勉強になった。先物市場とかの価格の決定の話は馴染みがないので良くわからん。2013/03/29

cya

0
トコトンやさしいシリーズ、こういう技術の本もおもしろい!2011/09/02

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