内容説明
プラスチックや合成繊維、医薬、農薬、染料、洗剤、塗料、接着剤など、生活に欠かせない物質が次々と新しく合成されてきました。そうした技術にはすべて触媒が関係しています。化学技術の黒子ともいうべき触媒の種類や働くしくみを紹介します。
目次
第1章 触媒って何だろう
第2章 触媒はどんな形をしているか
第3章 エネルギー・環境と触媒
第4章 触媒を駆使する化学産業
第5章 グリーンケミストリーと触媒
第6章 意外な触媒の利用
第7章 ノーベル賞と触媒
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あるにこ
10
図書館本。触媒とは自分は化学反応せずに、周りの物質の化学反応を促進する物質。車のマフラーに用いられていたり、紫外線に反応して最近を分解する光触媒があったり、使われ方は幅広い。2021/07/17
はるゆう
1
基本的なことがわかりやすく書いてあって、ものすごく勉強になった。酸触媒で、カルボン酸とアルコールからエステルができる(p37)が一番不思議な気がした。電子の動きで、すべてが説明できるのか、というところでちょっと感心してしまった。2013/07/08
shiro
0
触媒というものの理屈がとても分かりやすく書いてある。元素を全部理解したらもうちょっと違った視点で読めるかなー。勉強が終わったらもう一度読みたい。2014/08/26
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