目次
防災―斜面、防火、防雪、地盤沈下、地震(アイオン台風で足尾線の斜面大崩壊…半世紀前の災害現場を訪ねて;ブルドーザー日本で初めて各地で転戦…鉄道防災工事で大活躍;地盤沈下で大手術をした大阪駅高架橋…日本で初めてのアンダーピニング ほか)
輸送の近代化―自営電力、軌道強化、混雑緩和(ピーク電力は信濃川水力のアースダムから…夏場でも毎日天気とにらめっこ;安全作業のリズムはトコショット節で…東北本線で重軌条交換;東京駅丸の内広場下で大地下駅建設…北口煉瓦ドームは壊さなくてよかった)
新幹線の建設―東海道、山陽(夢の超特急東海道新幹線の建設…東京都内超過密の市街地の中で;東京国際マラソンコースの新八つ山橋の架設…東海道線など一八〇〇本の線路上空で;新幹線・品鶴線共用の広い座布団桁…曲芸同然の大橋りょう取替え工事 ほか)
著者等紹介
久保村圭助[クボムラケイスケ]
工博。大正13年秋田県鹿角郡小坂町生まれ。昭和22年東京帝国大学工学部卒業・運輸省入省。昭和24年日本国有鉄道・東京操機工事事務所。昭和30年同大阪工事事務所。昭和34年同本社・幹線局・路線計画課。昭和35年同東京幹線工事局・主任技師。昭和41年同東京工事局・次長。昭和44年同本社・施設局・土木課長。昭和47年同広島新幹線工事局長。昭和49年同東京第一工事局長。昭和54年本州四国連絡橋公団・理事。昭和58年芝浦工業大学・教授(平成7年退職)。昭和59年科学技術庁長官賞。平成4年春紫綬褒章。平成10年秋勲三等瑞宝章
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