内容説明
従来の延長線上ではない、画期的な原価低減活動が必要になる。思い切ってこれまでと違った材料、技術、製法が使えないか、といったモノづくりを根本から考え直すことも重要である。モノの値段は顧客が決める、利益はコストの削減で決まる。大好評『トコトンやさしいトヨタ生産方式の本』第3弾。
目次
第1章 コストマネジメント
第2章 開発・設計
第3章 生産準備
第4章 製造
第5章 物流・販売
第6章 消費・サービス
第7章 廃棄・環境保全
著者等紹介
岡田貞夫[オカダサダオ]
岡田技術経営コンサルタント代表(岡山)。技術士(機械)、中小企業診断士、職業訓練指導員。1938年生まれ、愛知県出身、産能短大卒
田中勇次[タナカユウジ]
技術コンビニWAKA代表(和歌山)。技術士(機械、建設、総合技術監理)、ISO品質主任審査員。1948年生まれ、和歌山県出身、和歌山高専卒
信岡義邦[ノブオカヨシクニ]
NBC(日本ビジネスコンサルテイング)(岡山)。中小企業診断士、1級販売士。1932年生まれ、岡山県出身、岡山大学卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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naka
5
トヨタ式カイゼンとかの解説。我々の生産現場でも共通する大事なこともありました。まさにこれ、やってる、と思った。あと、日頃私が現場で思うこと、細かく作業ルール決めるだけじゃなくて、心掛けそのものをルール化する、例えば手が空いてたら代わりにやるとか助け合うとかも、5Sの維持には必要だよなと感じた。しかもそれは言葉で細かく明記するのではなく、まずはやれる人が日々背中で例を示して浸透させていくものだとも。共に働く人への想像力が全体の作業を効率化させる。2018/09/22
naolog
3
図書館にて。トヨタ生産方式(TPS)を超初心者向けに書きつつ、ライフサイクルアセスメント(LCA)の重要性を少し味付けしたもの。対してコストダウンの具体的手法については触れていない印象。観点は教えてくれているが、これらのチェックは最近の設計・工場・物流には既に入っているのでは。2005年の本ってことは約20年前の思想だからそらそうか。2022/11/16
アルミの鉄鍋
1
★3 基本の基。絵柄も多くわかりやすかった。2005年に発売されても図書館にまだあると言う事は人気なんだろうな。2021/01/30
ヨシ
0
トヨタの経験は、他社でもトコトンやさしく導入するにはハードルが高いのではないでしょうか2016/06/05
えいとん
0
一番気になったのはサービスをコストダウンすることについて。人間しか出来ないことを見極めないと今後は本当にさまざまなことが機械で出来るようになって食を追われてしまうのではないかという恐怖を感じた。2013/06/06
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