内容説明
ティアダウンは、メーカー間の開発競争の場で「敵の製品を知り、己の製品を知る」ための最も強力な武器である。本書では、「ティアダウンの手順」をできるだけ実例中心に解説した。
目次
ティアダウンとは
ティアダウンの目的と効果
ティアダウン成功のポイント
成功のポイント（ティアダウンで必要な原価管理知識；標準的なティアダウンの進め方；ティアダウンをコストダウンにつなげるには；ティアダウンで特許に触れないためには）
業界別のティアダウン実態
少し変わったティアダウン
原価企画を中心にした総合的なコストダウン活動の提案
著者等紹介
堀口敬［ホリグチタカシ］
１９５０年生まれ。北海道出身。１９７２年、沖電気工業（株）に入社し、電子交換機（１製品）、ファクシミリ（５製品）、プリンタ（１製品）の開発を行う。１９９４年からは、（株）沖データ（プリンタの開発・製造）の原価企画部門責任者として、競合４５製品へのティアダウン、競合６社へのベンチマーキング、東南アジア６０社へのコストダウン指導、自社３工場間の原価管理システム開発、自社２０製品の原価企画の業務に従事。２００３年に独立後は（有）堀口ビジネスコンサルティングを設立し、コストダウン専門の経営コンサルタントとして活動。２５社への「ティアダウン・原価管理・原価企画」の指導を行う。また中小企業大学校、タイ国の技術振興センター、中国の福州大学などで原価管理教育を行う
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