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内容説明
炭素制約に対峙するための技術やコストに関して卓越していない企業は不利益を甘受するのか、また、排出削減のポテンシャルが大きい企業は、自社の義務以上の削減を余計な活動だとして行わないのか。この双方にとってコスト的に都合のよい経済的手法がある。国際的には、京都メカニズムと言われるものであり、企業の有力な選択肢のひとつになることは間違いない。本書は、主にそのひとつである排出権取引について、具体的に解説したものである。
目次
第1章 地球温暖化と京都議定書
第2章 排出権取引とは何なのか?
第3章 国際的に議論されているルール
第4章 排出権取引の将来像
第5章 排出権取引への様々なアプローチ
第6章 温暖化問題と企業経営
第7章 排出権取引をめぐる周辺の事情