内容説明
本書は、サーボ技術を用いた自動制御系について、その本質を学ぼうとする方々のために、ひととおりの知識が身につくよう、数式と回路設計を交え、やさしく解説した。特に、本書ではサーボ技術の理論的な説明はできるだけ避け、親しめる内容となるよう心がけている。また、難解な部分の説明はもちろんのこと、実例やキーワードを取り上げ、独学でも学べるよう配慮されている。
目次
第1章 サーボ技術入門―フィードバック制御の概要(自動制御とは;自動制御の種類 ほか)
第2章 サーボ技術の基礎―フィードバック制御とその設計(フィードバック制御の特性を理解する;フィードバック制御とは ほか)
第3章 カセットテープレコーダのサーボ技術―カセットテープレコーダのモータ制御とその設計(制御対象と要求される仕様;速度フィードバックの設計 ほか)
第4章 CDプレーヤのサーボ技術―CDプレーヤのモータ制御とその設計(ディスクの構造;データの読み取りのしくみ ほか)
第5章 VTRのサーボ技術―VTRのモータ制御とその設計(テレビ信号とVTRの記録方式;VTRの構造と記録再生のしくみ ほか)
著者等紹介
谷腰欣司[タニコシキンジ]
1944年長野県に生まれる。現在、科学評論家。技術コンサルタント。(株)開発技術研究所技術顧問
松岡充[マツオカミツル]
1959年広島県に生まれる。現在、(株)開発技術研究所副所長
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