内容説明
本書は、アクティブアンテナについて、アンテナ・マイクロ波工学を学ぶ大学院の学生や企業の若手技術者を対象にかかれたものである。デバイス、マイクロ波回路、そしてアンテナ技術のすべてを含むアクティブアンテナ技術を学ぶのに、役立ててもらいたい。様々な、実用的なアクティブアンテナの例を紹介し、ここ数年のアクティブアンテナの現状を解説した。
目次
アクティブアンテナの基礎
アクティブアンテナ増幅器
アクティブアンテナのミリ波への応用
アクティブフェイズドアレイ
便利な情報
フリス公式の導出
トランスポンダのレーダークロスセクション
パッチアンテナのキャビティモデル
著者等紹介
伊藤龍男［イトウタツオ］
１９６９年イリノイ大学アーバナシャンペン校博士課程了。１９６９年イリノイ大学電気工学科。１９７６年ＳＲＩインターナショナルＲａｄｉｏ Ｐｈｙｓｉｃｓ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ。１９７７年ケンタッキー大学准教授。１９７８年テキサス大学オースティン校（１９８１年教授に昇格、１９８４年電気工学研究室のディレクタ）。１９９１年カルフォルニア大学ロサンジェルス校（ＵＣＬＡ）教授。Ｐｈ．Ｄ．１９８３年ＩＥＥＥ Ｔｒａｎｓａｃｔｉｏｎｓ ｏｎ Ｍｉｃｒｏｗａｖｅ Ｔｈｅｏｒｙ ａｎｄ Ｔｅｃｈｎｉｑｕｅｓのエディタ。１９８９年ＩＥＥＥ ＭＴＴ Ｓｏｃｉｅｔｙ副プレジデント。１９９０年同プレジデント。１９９１年ＩＥＥＥ Ｍｉｃｒｏｗａｖｅ ａｎｄ Ｇｕｉｄｅｄ Ｗａｖｅ Ｌｅｔｔｅｒｓチーフエディタ。１９９４年ＩＥＥＥ ＭＴＴソサエティＨｏｎｏｒａｒｙ Ｌｉｆｅ Ｍｅｍｂｅｒ。１９９８年郵政省志田林三郎賞。１９９０年ＩＥＥＥ Ｔｈｉｒｄ Ｍｉｌｌｅｎｎｉｕｍ Ｍｅｄａｌ。１９９０年ＩＥＥＥ ＭＴＴ Ｄｉｓｔｉｎｇｕｉｓｈｅｄ Ｅｄｕｃａｔｏｒ Ａｗａｒｄ。ＩＥＥＥフェロー。Ｐｈ．Ｄ．
宮本陽一郎［ミヤモトヨウイチロウ］
１９９７年東京工業大・工・電子物理卒。１９９８年ＵＣＬＡ大学院生研究員。２０００年ＩＳＡＰ２０００ Ｐａｐｅｒ Ａｗａｒｄ。２００１年ＩＥＥＥ ＩＭＳ ２００１ Ｓｔｕｄｅｎｔ Ｐａｐｅｒ Ｃｏｍｐｅｔｉｔｉｏｎ ２位。２００２年カルフォルニア大学ロサンジェルス校（ＵＣＬＡ）博士課程了。２００２年ハワイ大学マノア校助手。Ｐｈ．Ｄ．アクティブアンテナ、フェイズドアレイ、移動体通信回路、擬似光学の研究に従事。ＩＥＥＥ会員。Ｐｈ．Ｄ．
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