内容説明
本書が出版されてから１２年が経過し、その間に２００１年７月１日ＩＡＥＡ放射性物質安全輸送規則１９９６年版が国内規則に取り入れられたこと、わが国において核燃料物質等の輸送が本格化していることなどから、産業界を中心に本書の改訂が望まれていた。そこで、本書をＩＡＥＡ放射性物質安全輸送規則１９９６年版に準拠させ、最新の資料を取り入れ、改訂版を作成した次第である。
目次
放射性物質の輸送に関する基礎・用語
輸送規則
安全管理
輸送システム・モード
輸送物・輸送容器の設計とその試験
放射性同位元素（ＲＩ）の輸送
ウラン原料物質の輸送
新燃料集合体の輸送
使用済燃料の輸送
使用済燃料の輸送・貯蔵兼用容器〔ほか〕
著者等紹介
青木成文［アオキシゲブミ］
大正１１年生まれ。昭和２０年東京工業大学機械工学科卒業、工学博士。昭和５８年４月１日まで同大学教授、原子炉工学研究所所長。その後、東京工業大学名誉教授、電力中央研究所研究顧問、日本原子力文化振興財団副理事長。この間、原子炉安全専門審査会委員、放射性物質安全輸送専門部会部会長、運輸省放射性物質等海上輸送技術顧問会会長を歴任。平成５年１１月３日勲三等旭日中綬章叙勲。平成８年５月１０日逝去
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