出版社内容情報
吸着(紙幣カウンターなど)や吸引(歯科吸引機など)ですっかり身近になった真空技術の利用について、豊富な数の図とともに平易に解説。とくに真空を活用する立場から生じる疑問に答えるQ&Aを充実させており、具体的用途を検討する際には最適の書となっている。
内容説明
本書は、日常製品以外にも真空ではどのようなことができるのだろう。できれば自分も真空を勉強して使ってみたい、と考えている読者のために、「空気が薄く、真空になったとき、どのような現象がおこるのか」、「真空を用いれば、現在困っている技術的問題が解決できるのではないか」、などの無限に広がる真空の可能性について解説したものである。
目次
第1章 真空とはなにか(“真空”とは;真空状態を分類する ほか)
第2章 真空でなにがおこるか(圧力差が生まれる;気体分子が減少する ほか)
第3章 真空でなにができるか(吸引ができる;吸着ができる ほか)
第4章 真空Q&A(真空を知るためのQ&A;真空をつくるためのQ&A ほか)
著者等紹介
飯島徹穂[イイジマテツオ]
東京理科大学理学部卒業。工学博士。成蹊大学工学部助手、講師を経て、現在、職業能力開発総合大学校東京校教授
村田信義[ムラタノブヨシ]
中央大学理工学部卒業。日本真空技術株式会社(現・株式会社アルバック)を経て、現在、アルバック機工株式会社技術開発センター長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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