出版社内容情報
高機能・高性能の新規材料開発について,その基礎となる材料の機能と物性などにつき具体的に解説. 項目 生活と材料 材料と機能 構造の形態と軽量性 材料の強さと応力 弾性エネルギ-と材料 生体機能と材料 知能化 材料の有効利用と環境
内容説明
本書は、従来、材料の特性やその基礎技術から、新素材の開発に有用と思われる材料にかかわる具体的な問題について検討したものである。とくにこのような新規素材の開発には、その基盤となる基礎技術や基本的な材料にかかわる原理などがある。そこで、そのような新規素材の開発に関する秘密を探ることにより、従来の工業材料、機械材料にはなかった高機能性、高性能化を目指す新規な材料開発について、その基礎となる材料の機能と物性などについて検討した。したがってここでは金属系、無機系・有機系材料といった、各種材料の持つ特有な材料に依存する特殊な機能や特性ばかりでなく、とくに材料全般にかかわる材料物性に関する基礎的な問題についても検討を加えた。
目次
第1章 生活と材料
第2章 材料と機能
第3章 構造の形態と軽量性
第4章 材料の強さと応力
第5章 弾性エネルギーと材料
第6章 生体機能と材料
第7章 材料の知能化
第8章 材料の有効利用と環境
著者等紹介
宮入裕夫[ミヤイリヒロオ]
1967年東京工業大学大学院博士課程(機械工学専攻)修了。東京医科歯科大学生体材料工学研究所助手。1970年同大学、同研究所助教授。1982年同大学、同研究所教授、現在に至る。専攻は、複合材料工学、生体材料工学、生体機械学。主な著書に「サンドイッチ構造の基礎」「機械技術者のための接着設計入門」(以上日刊工業新聞社)、「複合材料入門」裳華房
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