出版社内容情報
２０００年春にスタ－トした電力小売りの部分自由化．１０電力の地域独占崩壊，熾烈な市場競争が始まった 項目 小売市場をめぐる戦い（電力業界 ガス業界 石油業界 化学業界 商社 通信事業者 大口需要家 外資の動き） 電力自由化の行方 ほか
内容説明
勝者は誰だ！２０００年春にスタートした電力小売りの部分自由化。現在、電力業界、外資をはじめとする新規参入者、さらには最終需要家も含めた関係者間で、新たな市場をめぐる熾烈な駆け引きが始まっている。
目次
第１章 最後の規制産業（失われた十年；規制緩和の波 ほか）
第２章 電力小売り自由化の始まり（制度疲労；電気事業の規制緩和 ほか）
第３章 小売市場をめぐる戦い（電力業界；ガス業界 ほか）
第４章 世界を見れば日本も見える（電気事業は垂直統合から分割分離へ；基本は公正な市場取引の担保）
第５章 電力自由化の行方（自由化は時代の流れ；寄らば大樹の陰という幻想 ほか）
著者等紹介
石黒正康［イシグロマサヤス］
１９５０年生まれ。１９７３年名古屋工業大学工学部工業化学科卒業。１９７５年東京工業大学工学部化学工学専攻科修士課程修了。同年オルガノ株式会社に入社、化学プラントのプロセス設計に従事。１９８０年株式会社野村総合研究所に入社、エネルギー分野の調査研究に従事。１９９３～９４年に世界銀行国際経済局に勤務した後、１９９５年に野村総合研究所に復職。現在、環境・エネルギーコンサルティング部上級コンサルタント。主な著書に『Ｅｎｅｒｇｙ Ｄｅｍａｎｄ ｉｎ Ｆｉｖｅ Ａｓｉａｎ Ｄｅｖｅｌｏｐｉｎｇ Ｃｏｕｎｔｒｉｅｓ』『Ｅｌｅｃｔｒｉｃｉｔｙ Ｄｅｍａｎｄ ｉｎ Ｓｅｖｅｎ Ｅａｓｔ ａｎｄ Ｓｏｕｔｈｅａｓｔ Ａｓｉａｎ Ｅｃｏｎｏｍｉｅｓ』（以上、世界銀行）、『ＰＦＩ―日本導入で、何が、どう変わる』（共著）『電力自由化―「公益事業」から「電力産業」へ』『石油メガ再編―日本の石油業界・生き残りの条件』（以上、日刊工業新聞社）
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