出版社内容情報
特にポリオレフィンを中心に添加剤の化学構造と機能の相関,添加剤とポリマーとの相互作用につき専門家8名が長年の研究をもとにまとめた労作.◆項目 高分子と添加剤 高分子添加剤の展開(添加剤メーカー) 将来展望 研究の歴史的経緯と流れ
内容説明
本書は、近年、高性能化・高機能化の要請がますます高まっているポリオレフィンにスポットをあて、長年この分野の研究に携わってこられた一流の研究者らが、高分子添加剤の技術動向の現状解析とともに新たな知見を加え、添加剤技術の新しい指針とその将来展望を取りまとめたものである。
目次
第1章 高分子と添加剤(総論)(高分子材料の重合および製造技術の進展;高分子材料の安定化および添加剤の役割;高分子材料の劣化概説 ほか)
第2章 高分子添加剤の展開(添加剤メーカー)(ラジカル捕捉剤;紫外線吸収剤(UVA)
ROOH(ヒドロペルオキシド)の非ラジカル分解 ほか)
第3章 将来展望(添加剤の構造と機能;添加剤の相互作用;ポリマーの構造と添加剤 ほか)
第4章 研究の歴史的経緯と革新の流れ(研究の歴史的経緯と将来展望;オレフィン系機能性ポリマーに向けて―リビングラジカル重合)