出版社内容情報
量より質を追求した“質のマネジメント”を説いた解説書.◎項目 MVP技術マネジメント 商品企画 開発・生産設計(経験則設計・コスト管理・リピート性のある設計 ほか) クレーム管理
内容説明
本書は、我が国が1945年(昭和20年)の敗戦によるゼロから、豊かさを求めて連綿と続いている「量」と「多様化」の思考パターンに代わり、来る21世紀の時代要請に十分応えられる、新しい生産パラダイムを提示するものである。我が国の製造業に働く人々の資質は、極めて高い。特にドラッカーが、指摘しているように、ホワイトカラーは貴重な知的経営資源であり、彼らに今まで以上に高度でハードな知的労働が期待される。「質のマネジメント」と「エントロピー減少」は、経営スタッフであるこれらホワイトカラーの活性化でもって可能になると考える。本書は、技術に関する「質のマネジメント」と「エントロピー減少」の実践について記述したものである。
目次
第1章 MVP技術マネジメント(MVP技術マネジメントの位置づけ;MVP技術マネジメントのセオリー)
第2章 商品企画(事業環境と商品企画;商品コンセプト;デザインコンセプト)
第3章 開発・生産設計(開発・生産設計の課題と改善のポイント;経験則設計;コスト管理;リピート性のある設計)
第4章 クレーム管理(クレーム管理の考え方;原因究明の要領;技術のレベルアップ)