出版社内容情報
96年末サービス開始のNTTのOCN(オープンコンピュータネットワーク)は,インターネット型データ通信のネットワークで,電話・FAX代を1/10に減らせるほか,中小企業でもグループウェアが導入できる.OCNの儲かる使い方,応用を平易に解説.
内容説明
ようやくインターネット型ネットワークを使った安価なデータ通信が登場した。NTTが96年12月から始めたOCNがそれだ。オープン・コンピュータ・ネットワークと呼ばれるインターネット型データ通信の最大のメリットは、安い利用料金である。3つの常時つなぎ放しのサービス、OCNエンタープライズ、OCNスタンダード、OCNエコノミーが登場した。本書では月額3万8000円のOCNエコノミーに焦点を当てて、その利用法を考えていく。NTTが提供してきたデータ通信サービスの中でもっとも安いサービスである。問題は、OCNエコノミーもそうだが、OCNサービスは、ユーザー自らその利用法を考えなければならない点だ。何のためにOCNサービスを使うのか、このことが明確でないと、OCNに接続しても、結果として徒労に終わる可能性は高い。本書は、OCNを介して全国に展開する支社、支店、営業所をいかにしたら安くひとつのネットワークにまとめ上げられるかを考えた。
目次
第1章 缶コーヒー一本分で始まるオフィス革命
第2章 OCNオフィスを作る
第3章 OCNで電話・FAX代を10分の1に圧縮する
第4章 グループウェアで儲かるシステムを作る
第5章 サポートサービスを買う



