出版社内容情報
現在,臨床現場や大学教育において積極的にとり入れられている漢方医学・漢方薬は,治療医学のみならず予防医学・養生医学でもあり,漢方を知ることは日々の健康管理面で非常に役立つ知識となる.本書では,漢方について「患者さんからの質問に答える」「患者さんに処方する」「漢方医学を基礎から学びたい」のシーン別にQ&A形式で分かり易く解説.
永田郁夫[ ナガタイクオ ]
目次
シーン1 患者さんからの質問に答える(漢方製剤の服用方法は?;漢方薬は、いつ服用したらいいの?;通常、服用は食前か食間となっていますが、食後ではいけませんか? ほか)
シーン2 患者さんに処方する(どうやって処方薬を決めるのですか?;2種類以上の漢方製剤を併用・合方してもかまいませんか?(その2:重複)
2種類以上の漢方製剤を併用・合方してもかまいませんか?(その3:法則) ほか)
シーン3 漢方医学を基礎から学びたい(漢方医学と西洋医学との違いはなんですか?;漢方医学はどのようにして誕生したのですか?;漢方医学はどのように発展してきたのですか?―歴史 ほか)
主要な医療用漢方製剤(ポイント/組成生薬/効能・効果)
著者等紹介
永田郁夫[ナガタイクオ]
医学博士。1977年3月福岡大学薬学部卒業。4月久留米大学医学部附属病院薬剤部に入局。1989年12月入局当時から漢方医学に関心をもち、漢方医の山本省吾先生、故日野邦憲先生に師事する。大学病院では初めての漢方外来薬剤師として勤務する傍ら、実際の臨床現場での漢方医学を学ぶ。2001年1月久留米大学にて医学博士号取得。2005年4月久留米大学医学部附属病院薬剤部副部長補佐。2012年4月医療法人福西会福西会病院薬剤部長に就任。2015年4月医療法人日新会久留米記念病院薬剤科に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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