出版社内容情報
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20周年を迎えた「ベビーサイン」が決定版となって、大幅にパワーアップして登場!
「ベビーサイン」とは、簡単なジェスチャーだけで、2歳児以下とも双方向コミュニケーションがとれる方法。
「おしまいにしよう」「もっとしよう」などお願いしたいこと、「怖い」「怒っている」など感情表現、「猫」「ヘリコプター」「リンゴ」などモノ(名詞)など、様々なことが表現できる。
動物へのしつけ(「お手」「伏せ」など)とも似ているかもしれないが、親から子だけでなく、子から親へも伝達ができる点が全く違う(動物のしつけでは、動物から飼い主へ伝達はないから)。
1歳半児が使える単語は10程度が平均だが、ベビーサインを教えた子は80近い単語を、既に使えるようになっている。
このベビーサインをまとめた書籍の第1弾は、アマゾン総合ランキング5位、5万部突破のベストセラーとなった。
今回は、ベビーサインを図鑑形式でまとめることで、使いやすさを圧倒的に高めた。
さらに、最新研究を踏まえて、例えば「言葉を発しない0歳児でも、非常に多くのことを考え、願望を持っている」などのトピックも盛り込んだ。
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赤ちゃん(子)とかなり細かくやり取りできるメリットは大きい。
子は親にいろいろと伝えたいし、つながりたいけど、泣くか笑うくらいしかできないから、スムーズにいかずかんしゃくを起こしたり、すねたりする。親もこの気持ちや行動の意味が分からず、ストレスになる。
でもベビーサインを使えば、それがだいぶ解消される。
コミュニケーションが円滑になることで、親子で過ごす時間はずっと楽しくなる。
育児ノイローゼが激減する。
親(特に母)は、何か困ったりした際の「安全基地(味方になってくれる存在)」の役目を果たすことが大事。
情緒不安定による心身の混乱を防げるから。ベビーサイン導入で、その安全基地として、親がいっそう機能できるようになる。
そして、2歳以降でもメリットはたくさんある。意思伝達ができてきたことから、イヤイヤ期がないことも多い。イヤイヤ期になる原因は、子が親にうまく願望なり気持ちが伝えられず、イライラしたり、親が勘違いして違うことをされるのが主な原因だから。
子がしていることを親が一緒に楽しんだり、夢中にならせてくれることから、遊びだけでなく勉強や運動もいっそう好きになれる。すると夢中になれるものがどんどん見つかり、自己肯定感も上がる。成績アップ、運動神経向上、体力アップ、趣味形成による人格が豊かになる・手先が器用になる(例:折り紙)・虫の名前をたくさん覚えるなど…、メリットだらけである。
2歳までにコミュ力を他の子供よりも鍛えられているから、その調子でコミュ力が人一倍アップしていく。
コミュ力障害、それと親が子の気持ちが読めないことや、それによる子が暴れることから誤解を生む「発達障害」と判断されることも減る。
【目次】
【第1部】解説編 ~赤ちゃんを知る・ベビーサインを知る
●赤ちゃんを知ろう
①赤ちゃんってどんな「状態」か
・赤ちゃんの成長(体・心・頭)
・成長段階での関わり方のコツ
・将来にどうつながるか
●話せなくても「伝わる」世界を知ろう
①話せない赤ちゃん体験
②「手」を使うコミュニケーション方法
●ベビーサインのココがすごい
①赤ちゃんの成長発達とベビーサイン
・ことばを話すよりも手指を使う方が簡単
・しゃべれない時期にこんなに通じる
②ベビーサインで赤ちゃんが変わる(アンケート結果をもとに)
・ことばの発達を促す
・伝わらないストレス低減
・絵本(本)が大好きになる
・手先指先が器用になる
・自己肯定感(自尊感情)が定着する
・コミュニケーション力がつく
・思いやりが育つ
・イヤイヤ期も楽勝
③ベビーサインで家族が変わる(修士論文をもとに)
・親の育児ストレス低減
・子どもとの関わり方がわかる
・育児に自信がつく
・子どもを1人の人として尊重できる
・ママ以外の家族が育児参加しやすくなる
・兄弟姉妹の喧嘩が減る
④ベビーサインで保育が変わる
・保育に自信がつく
・園児同士のもめ事が減る
・保育士と保護者の繋がりがスムーズになる
・年中、年長児が赤ちゃんと上手に関われる
・集中できる時間が増える
【第2部】レッスン編 ベビーサインを使ってみよう
①簡単3ステップでスタート
②教え方の6つのコツ
・タイミングのコツ
・わかりやすく見せるコツ
・見てもらうためのコツ(チャイルドビジョン)
・サインの選び方のコツ
・見せるサインの数
・見逃しあるある
③動画付レッスン1~3
その1 はじめの1歩 基本のき
その2 朝起きてから寝るまで 日常生活編
その3 お出かけ、遊びに使うベビーサイン編
【第3部】図鑑編 ~ベビーサインをどんどん習得しよう
①食べ物
②乗り物
③どうぶつ
④感情表現
⑤季節の行事
⑥色
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- 「道鏡事件」の真相