出版社内容情報
「自分達でも工夫することで実践できる」チームの作り方を考えよう!
心不全患者さんに緩和ケアを提供したい!
そう考えても実際は,誰に相談すればよいか,院内にがん緩和ケアのチームがある場合,そことどういう関係になるのか.逆に院内に緩和ケア医がいない,などさまざまな課題がある.先駆的に取り組んできた施設の多様な実践例をこの本で学び,自分達が工夫,実践できるチームを考えよう.
大石醒悟[オオイシショウゴ]
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柴田龍宏[シバタタツヒロ]
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高田弥寿子[タカダヤスコ]
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目次
1章 心不全緩和ケア概論(緩和医療学の変遷と非がん疾患の緩和ケア;なぜ今、心不全の緩和ケアが必要とされるのか?―心不全の緩和ケアの背景と現状 ほか)
2章 チームに期待されるもの、各メンバーの役割(質の高い緩和ケアチームとは;心不全の緩和ケアを実践するチームを作る場合の留意点 ほか)
3章 チームで実践する意思決定支援とチーム内の合意形成(意思決定支援と合意形成;合意形成の手段としての信念対立解明アプローチ ほか)
4章 チームの紹介(国立循環器病研究センター―緩和ケア医のいない緩和ケアチーム;兵庫県立姫路循環器病センター―常勤緩和ケア医がいない緩和ケアチーム ほか)