- ホーム
- > 和書
- > 医学
- > 臨床医学内科系
- > 脳神経科学・神経内科学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
60
★★★☆☆「自律神経失調症」のイロハを学ぶ本。精神的なストレスで内臓に何かしらの異常が出現した場合は、“仕方がないので”自立神経失調症と診断されてしまうことも少なくないという。歴史的な人物の病気を掲載したコラムつき。【印象的な言葉】①セロトニンを増やすとレーニングとして、無心で歩く、座禅、深呼吸、読経、写経、ガムを噛む、スクワット、フラダンスなど「もくもく」とやり続ける作業が有効なのです。②脳の疲労はまず「不安」として現れる。③自律神経は脳と内臓を結ぶ電線2018/11/14
poke
8
自分も含め、気づいていないだけで自律神経をやられている人が多い気がする。心の病気のように思われがちだが本書を読んで、癌や脳卒中など死因の原因になる病気にもつながっていることを知って、できるだけ朝型生活、ストレスをためないなどできだけやってみようと思った。2018/03/18
gorobee
3
些細なことを気にするせいか、身体について不安なことがあると、そればかりが気になってしまう。検査しても特に問題なし。小さい頃から自律神経失調症と診断されることが度々あったので、そういう気質ということは自覚している。 既に知っていることもあれば、初めて知ったこともあり、知識を増やすことができてよかった。 また手塚治虫や田中角栄といった著名人の発症事例がコラム形式で挿入されており、興味を持って読むことができた。2023/10/07
tossy
3
副交感神経を優位にする生活をしよう、スローライフ、運動が大事。ボーとする、なにもしない日を意識的に作ろう2019/03/10
やま茶
3
自律神経失調症という病態をストレスを水として、ストレスを蓄える脳や身体の臓器を器(桶)と例えることでわかりやすく解説されている。自律神経失調症になりやすい性格や生活習慣も取り上げており、それを予防するためにはどういう生き方をしたら良いのか、食生活も含め解説されている。 過去の偉人の生活習慣を例にあげ、自律神経失調をベースに脳梗塞や認知症、胃潰瘍等の死因に結びついたのではないか、という考察は興味深い。ストレスとは切り離せない現代人にはぜひ一読をおすすめする2018/06/02