「はたらく」を支える!職場×発達障害

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  • サイズ B5判/ページ数 200p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784525181611
  • NDC分類 366.28
  • Cコード C3047

目次

第1章 発達障害を正しく知り、対応する(産業精神保健分野における発達障害;発達障害とは;職場での対応―産業保健の役割を中心として;企業での顧問医として見る発達障害)
第2章 発達障害と分かったら―専門外来、心理療法、復職支援(発達障害専門外来から見えること;リワーク外来から見えること;発達障害の心理社会療法;コーディネーターによる復職時の会社との連携)
第3章 発達障害に有効な外的資源を活用する(企業を支援するCAPでの取り組み紹介;発達障害とストレスチェック制度との関連;就労移行支援事業所での発達障害の就労への取り組み)

著者等紹介

五十嵐良雄[イガラシヨシオ]
医療法人雄仁会メディカルケア虎ノ門理事長/院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

茉裕

1
求職のために読んだ本だったが、どちらかというと精神科医や企業の産業保健職向けの本だった。私の前の職場では産業保健医の制度が整っておらず仕事や人間関係で躓いても相談する所がなく、まさか自分が発達障害者だとも思わずに結局自主退職した。今度の求職は病院や支援センターの支援を受けて行うが、もし採用されたとしても産業保健医にどこまで頼ればいいのか分からなかったため、この本ですごく勉強になった。地方でも企業の発達障害への理解が進み本書のような支援があればとも思うが、まだ法律もできたばかりで難しい所もあるのだろう。2017/12/10

ᚹγअәc0̸א

0
安直な成功事例のみならず、周囲のカバーもあったものの職場定着/復職に至らず終わった失敗事例についてもしっかり紹介されてて実に有難い。特に失敗例であるCASE16は、リワークコーディネータの導入例で資料価値高。当事者本人を外した場だからこそ、コーディネータに言える会社側の生の声は貴重。同CASEの当事者は初歩レベルでの職務能力が不足しており、生育歴からもASD診断は妥当性ありと拝察するが、当人は「私は発達障害ではないような気がする」と疾病否認コメントするのが苦いところ。難事例といえる。

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