目次
1 総論
2 1型糖尿病
3 2型糖尿病
4 患児・家族の支援
5 ケアのシステム化
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう
4
小児・思春期Ⅰ型糖尿病の発症後初期数年の糖尿病管理姿勢や血糖コントロールは、その後もそのまま継続されることが多く変えることが難しいため、発症時に本人と家族の社会的、生活、心理的状況を把握し、患者と家族の療育行動が固定する前に介入することが必要。 家族システムに対する行動学に基づいた介入が必要なのは、血糖コントロールだけでなく、家族と児との関係改善にも有用。治療責任の共有によって、家族が患児の日々の管理に関わり、サポートしながらもやり過ぎない立ち位置を見つける。 p226:6歳くらいから自己注射が可能2023/06/29