内容説明
車にはねられたエドは、朦朧とする意識の中、幽霊通り(ゴースト・アベニュー)に足を踏み入れる…。読み飛ばしのテクニックが身につく解説と別冊「三色辞典」付き。
著者等紹介
向山貴彦[ムコウヤマタカヒコ]
1970年アメリカ・テキサス州生まれ。作家。製作集団スタジオ・エトセトラを創設。デビュー作『童話物語』(幻冬舎文庫)は、ハイ・ファンタジーの傑作として各紙誌から絶賛された
たかしまてつを[タカシマテツヲ]
1967年愛知県生まれ。フリーイラストレーターとして、雑誌等で活躍。1999年イタリアのボローニャ国際絵本原画展入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ずっきん
27
『The rest of his life had begun』そうだ、まだ終わりじゃないEd!『GHOST AVENUE』ってタイトルからファンタジー方面にいくのかと勝手に思い込んでたら、えらいことシリアス&サスペンスな話になってきてビックリした。Edの哀しい過去。車に跳ねられ有り金奪われたあげく、脅されてサインするEd。でも、光が射してきた!前巻からいきなり読みごたえUP。YL2.5くらい。辞書無しで読むのに随分慣れてきたみたい。多読ってストレスなくていい♪2018/02/05
ねこまんま
26
太った猫ちゃんの楽しい話だと勝手に想像して読み始めたシリーズですが、びっくりするほどシュールで、どんどん悲惨な展開になっていきます。エド君がかわいそうでかわいそうで、思わず涙ぐむほどの転落っぷりですが、最後にちょっとだけ希望が見えてきたので、次作も読もうと思います。英語ダメダメな私でも、なんとか読めるレベルの本は実に貴重です。2017/02/20
HiroNuma7
19
エドの受難は続く。ゴーストタウンで出会ったホームレスたちとのやり取りが興味深い。ジェレミーの悪役っぷりがちょっとキツイ。この巻くらいから英語の難易度が上がっている感じがする。読めるものの細かい文脈の意味までは汲み取れてない。繰り返し読み続けようと思う。2018/07/31
Lee Dragon
19
As story goes, vocabulary is getting sophisticated. I don't understand why Ed clings onto the odious cat, cuz all his unfortunate events may have derived from the corpulent cat.2015/12/07
assam2005
16
3巻目。前巻より文章量も増え、知らない単語も増え、辞書をひかずに読むためにふられた日本語訳も増え、また、今回は強調のためだけで意味を持たない単語まで出てきて、徐々に難易度は上がってきているかと思います。とにかく、飛ばし読みをしても理解できる、または、話の筋とも言える主幹の文章は理解し、装飾部分はお楽しみ程度に読めるたらOK。それなら何とかついていけてるので良し…かな。自分の逆境について語る主人公と、それを聞く人達の言葉に思わずしんみり。2020/06/19
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