出版社内容情報
処方設計や薬剤の副作用モニタリングに必要な検査値の見方をコンパクトに解説したポケットブック.処方設計や薬剤の副作用モニタリングに必要な検査値の見方をコンパクトに解説したポケットブック.I章では薬剤の効果・副作用や体内動態の指標になる45種類の検査値について個々の基準値や薬剤との関連をわかりやすく解説.II章では外来や在宅医療で汎用される薬剤約1,000品目について,服用した際の検査値の動きを一覧にまとめた.薬剤師業務に便利なデータベースとして使用できる1冊.
【内容目次】
I章 検査値のやさしい解説
臨床検査総論(基準値とは)
A.血球検査
1.赤血球数(RBC)
2.ヘモグロビン(Hb)
3.ヘマトクリット(Hct)
4.白血球数(WBC)
5.好中球
6.好酸球
7.血小板数(Plt)
B.血栓・止血検査
8.プロトロンビン時間(PT),プロトロンビン時間-国際標準比(PT-INR),活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
C.糖代謝検査
9.血糖(Glu,BS)
10.糖化ヘモグロビン(HbA1c)
11.ケトン体
12.カルニチン
D.脂質代謝検査
13.総コレステロール(T-Cho,TC)
14.LDLコレステロール(LDL-C)
15.HDLコレステロール(HDL-C)
16.中性脂肪(TG)
E.電解質代謝検査
17.血清ナトリウム(Na)
18.血清カリウム(K)
19.血清クロール(Cl)
20.血清カルシウム(Ca)
21.血清リン(P)
22.血清マグネシウム(Mg)
23.血清鉄(Fe)
F.骨代謝関連検査
24.カルシトニン,プロカルシトニン
25.副甲状腺ホルモン(PTH)
G.肝機能検査
26.アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)
27.アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)
28.乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)
29.アルカリホスファターゼ(ALP)
30.ロイシンアミノペプチダーゼ(LAP)
31.γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(γ-GTP,γ-GT)
32.コリンエステラーゼ(Ch-E)
33.総ビリルビン(T-Bil)
H.腎機能検査
34.血清クレアチニン(Cre,Cr)
35.尿酸
36.N-アセチル-β-D-グルコサミニダーゼ(NAG)
I.血清蛋白検査
37.アルブミン(Alb)
J.膵機能検査
38.アミラーゼ
K.炎症マーカー検査
39.C反応性蛋白(CRP)
L.下垂体検査
40.甲状腺刺激ホルモン(TSH)
41.プロラクチン
M.甲状腺機能検査
42.遊離トリヨードサイロニン(T3),遊離サイロキシン(T4)
N.副腎皮質検査
43.アルドステロン
O.生理活性物質検査
44.レニン
P.酵素検査
45.クレアチンキナーゼ(CK,CPK)
II章 薬剤による検査値への影響
薬剤索引
事項索引
伊藤 正明[イトウ マサアキ]
奥田 真弘[オクダ マサヒロ]
村木 優一[ムラキ ユウイチ]