出版社内容情報
創傷外科治療のエキスパートである創傷外科専門医の基本的な考え方,縫合技術,創処置技術について解説.創傷外科治療,いわゆる「けが」「キズ」「キズあと」の治し方に関する知識・技術は形成外科医だけでなく,外科領域を中心として医師に広く求められる.近年では生体反応のメカニズムや環境・力学的要因など基礎面でもアップデートがみられ,臨床医は最新の情報にふれておく必要がある.創傷外科治療のエキスパートである創傷外科専門医の基本的な考え方,縫合技術,創処置技術について解説し,創傷外科専門医を目指す形成外科医や外科系医師のみならず,一般開業医,在宅医療に従事する医師にも役立つ一冊.
一般社団法人日本創傷外科学会[ニホンソウショウゲカガッカイ]
鈴木 茂彦[スズキ シゲヒコ]
寺師 浩人[テラシ ヒロト]
内容説明
形成外科専門医が伝える創傷と瘢痕の治療。創傷治療に関わるすべての医師・看護師に役立つ。
目次
1 外科系医師が知っておくべき創傷治療の基本(創傷とは;創傷治癒の原理と考え方;創傷外科治療における基本的考え)
2 急性創傷治療の実際(外傷の初期治療;熱傷;手術創)
3 慢性創傷治療の実際(褥瘡―診断と治療のエッセンス;下腿潰瘍―診断と治療のエッセンス;その他の難治性潰瘍(慢性放射線潰瘍、膠原病に伴う潰瘍)の治療
再生医療の応用)
4 瘢痕治療の実際(ケロイドと肥厚生瘢痕、瘢痕拘縮の診断;ケロイド治療;肥厚性瘢痕治療;瘢痕拘縮治療)