出版社内容情報
《内容》 近年患者が急増しているCOPD（慢性閉塞性肺疾患）について，その診断法から，各薬剤における具体的な治療法，また酸素療法や禁煙指導，呼吸リハビリテーションまでを簡潔に記した実際書．GOLDや日本呼吸器学会「COPD診断と治療のためのガイドライン」をより実践的な内容として盛り込み，COPDの在宅治療・管理を行っている実地医家の日常診療に役立つよう工夫した．
《目次》
【主要目次】
第１章 COPDの概略
第２章 COPDの診断
Ａ 診断の手順
Ｂ 病歴聴取のポイント
Ｃ 身体所見
Ｄ 呼吸機能検査（スパイログラム）
Ｅ 画像検査（胸部X線，CT）
第３章 安定期の薬物療法
Ａ 薬物療法の基本とコツ
Ｂ 気管支拡張薬と粘液調整薬
ａ．抗コリン薬
ｂ．β2刺激薬
ｃ．テオフィリン薬
ｄ．併用療法
ｅ．粘液調整薬
Ｃ 吸入ステロイド薬
第４章 増悪期の管理
Ａ 増悪期の病態把握のコツ
Ｂ 増悪期の管理の実際
第５章 非薬物療法
Ａ 禁煙指導の実際
Ｂ 酸素療法
Ｃ 呼吸リハビリテーション
Ｄ 補助換気
第６章 COPD患者のQOL評価
付録 COPDに使用される主な薬剤一覧表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
2
COPDについてよくわかる。医師が読むべき場所が多いけど薬剤についてやリハビリのこともしっかり載っている。前半の基礎知識が嬉しい。2010/07/12
