出版社内容情報
《内容》 乳癌の診断に欠くことのできない乳房超音波検査法の用語,検査法,判定方法の標準化を目的に,日本乳腺甲状腺超音波診断会議が6年を費やしてまとめた診断ガイドライン.技術的側面も画像管理を策定し,超音波検診のあり方や成果も掲載.患者の意識の向上などにより乳癌検診が大きく取り上げられている昨今,一人でも多くの医師が診断能力を高めるために必要な一冊.
《目次》
【内容目次】
I 超音波診断装置,走査条件と精度管理
II 走査法と表示
A 乳房超音波検査の手技
B 表示法
III 乳房の解剖と超音波像
A 乳房の解剖
B 正常乳房超音波像とバリエーション
IV 乳腺疾患の病理─新WHO分類の紹介─
A 乳腺疾患の解剖学的部位
B 良性上皮性病変
C 乳管内乳頭状腫瘍
D 乳管内増殖性病変
E 浸潤癌
V 所見用語
A 腫瘤像形成性病変の所見用語
B 腫瘤像非形成性病変の所見用語
VI 診断
A 超音波所見を読む際に注意すべきアーチファクト
B 判定
C 腫瘤像形成性病変の診断
付1 境界明瞭平滑な腫瘤の鑑別診断
付2 超音波組織特性に基づいた腫瘤像形成性病変の鑑別診断
D 腫瘤像非形成性病変の評価
VII 超音波検診─超音波検診における要精査基準─
VIII 腫瘤像形成性病変のガイドラインの検証のための読影実験
─判断の再現性および多人数間の一致度について─
索引
目次
1 超音波診断装置、走査条件と精度管理
2 走査法と表示
3 乳房の解剖と超音波像
4 乳腺疾患の病理―新WHO分類の紹介
5 所見用語
6 診断
7 超音波検診―超音波検診における要精査基準
8 腫瘤像形成性病変のガイドラインの検証のための読影実験―判断の再現性および多人数間の一致度について