抗うつ薬の選び方と使い方

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  • サイズ A5判/ページ数 131p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784524235810
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 うつ病はWHOの推定で有病率4~6%,わが国では500万人以上の患者数と考えられている.また,従来の治療薬に加え,SSRI,SNRIなどの新しい薬が開発され,その治療法も新展開をみせている.本書では,うつ病の患者さんを診る機会が多い一般医にもわかりやすく,治療アルゴリズムを呈示し,的確な治療薬の選択・使用方法を解説した.    

《目次》
【主要目次】
1.うつ病とは
 1.うつ病の疾病史
 2.うつ病の存在する意味と問題点
 3.うつ病が疑われるとき
2.うつ病の症状と評価尺度
 1.うつ病の症状
 2.評価尺度
3.うつ病の種類と治療法
 1.DSM-IV-TRによる分類
 2.DSM-IV-TR分類による治療方針
4.抗うつ薬の種類と薬理
 1.抗うつ薬の歴史
 2.TCA
 3.四環系抗うつ薬
 4.SSRI
 5.SNRI
 6.その他
5.抗うつ薬の使い方
 1.診療ガイドライン
 2.治療の実際
 3.薬物選択の基準
 4.大うつ病の急性期薬物療法
 5.双極性障害の薬物治療
 6.維持療法
 7.治療反応性
6.各種うつ病・うつ状態に対する治療
 A.軽症,中等症うつ病
 B.重症うつ病
 C.妄想性うつ病
 D.双極性うつ病
 E.難治性うつ病
 F.気分変調症
 G.小児精神医療におけるうつ病
 H.母性医療におけるうつ病
 I.老年期うつ病
 J.がん医療におけるうつ病
7.EBMからみた抗うつ薬療法
 1.この章の目的
 2.EBPの実際
8.抗うつ薬の代謝
 1.抗うつ薬の代謝に影響を及ぼす諸因子
 2.抗うつ薬の代謝と薬理遺伝学
 3.日本人のCYP遺伝子多型
 4.抗うつ薬の治療応答性と薬理遺伝学
 5.抗うつ薬の代謝と薬物相互作用
 6.わが国で使用される新しい抗うつ薬の代謝と阻害作用
 7.抗うつ薬の代謝に影響を与える病態や食物・物質
9 抗うつ薬の副作用と対処法
 1.薬理作用と副作用
 2.各種副作用とその対処法
 3.SSRIの副作用
 4.SNRIの副作用
 5.特殊な状況下
10.新しい抗うつ薬の可能性
 1.選択的セロトニン再取込み阻害薬(SSRI)
 2.セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬(SNRI)
 3.モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)
 4.選択的ノルアドレナリン阻害薬(NRI)
 5.bupropion
 6.noradrenergic and specific serotonergic antidepressants(NaSSA)
 7.neuropeptide拮抗薬[substant P antagonist, corticotropin releasing hormone(CRH) antagonist]

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