出版社内容情報
《内容》 ナースがよく出会う代表的な疾患をとりあげ,簡単な事例状況を設定して,患者の質問に答えるかたちで人体の構造と機能および病態の知識を解説.臨床と遊離しがちな解剖生理の知識を看護ケアに結びつけ,生きた知識として活用する道筋を示した画期的な試み.ケーススタディを読み進めるうちに,基礎と臨床を結びつけた考え方が自然と身につく.豊富なイラストも魅力.2色刷.
《目次》
【内容目次】
1章 栄養分を取り入れる
Lesson1 誤嚥
Lesson2 胃癌による胃全摘
Lesson3 肝硬変
2章 酸素を取り入れ,二酸化炭素を排出する
Lesson4 慢性閉塞性肺疾患(肺気腫)による呼吸困難
Lesson5 急性拘束性肺疾患(肺炎)による呼吸困難
Lesson6 貧血による呼吸困難
3章 代謝産物を尿・便によって排出する
Lesson7 慢性腎炎による人工透析
Lesson8 尿失禁
Lesson9 大腸癌による人工肛門造設
4章 子どもを産む
Lesson10 子宮筋腫による子宮全摘出
Lesson11 卵巣嚢腫による卵巣摘出
Lesson12 造精機能の障害による男性不妊
5章 姿勢を保ち運動する
Lesson13 子どもの鎖骨骨折
Lesson14 大腿骨頸部骨折による骨頭置換
Lesson15 アキレス腱断裂
6章 血液の流れと血行路の仕組み
Lesson16 ファロー四徴症
Lesson17 心筋梗塞による胸痛
Lesson18 高血圧症
7章 神経性の情報伝達の仕組み
Lesson19 髄膜炎時の腰椎穿刺
Lesson20 被殻出血による片麻痺
Lesson21 椎間板ヘルニアによる下肢のしびれ
Lesson22 パーキンソン病による歩行困難
Lesson23 下垂体腫瘍による視野狭窄と先端巨大症
Lesson24 高次脳機能障害
8章 ホルモンによる情報伝達の仕組み
Lesson25 甲状腺機能低下症
Lesson26 SLEのステロイドホルモン療法
9章 身を守る仕組み
Lesson27 熱傷
Lesson28 慢性骨髄性白血病
Lesson29 後天性免疫不全症候群
10章 内部環境の恒常性を保つ
Lesson30 下痢による脱水
Lesson31 糖尿病による食生活の変更
Lesson32 糖尿病による高血糖
Lesson33 糖尿病による代謝性ケトアシドーシス
Lesson34 呼吸性アシドーシス
内容説明
本書では、簡単な状況設定を行い、課題となる設問に答えるために必要な人体の構造と機能および病態などの知識を、「基礎知識」並びに「ついでにワンポイント」の2つのコーナーで説明する形をとりました。「基礎知識」は、設問に答えるために直接必要な知識です。「ついでにワンポイント」では、基礎知識に関連する知識や、さらに詳しい知識を提示しています。
目次
1章 栄養分を取り入れる
2章 酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出する
3章 代謝産物を尿・便によって排出する
4章 子どもを産む
5章 姿勢を保ち運動する
6章 血液の流れと血行路の仕組み
7章 神経性の情報伝達の仕組み
8章 ホルモンによる情報伝達の仕組み
9章 身を守る仕組み
10章 内部環境の恒常性を保つ
著者等紹介
菱沼典子[ヒシヌマミチコ]
聖路加看護大学
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