出版社内容情報
国民病といえる腰痛の的確なトリアージとプライマリケアに関し、新しいガイドライン作成指針に基づいて内容を刷新。益と害のバランス、コストや患者の好みも踏まえ、日本を代表する専門家が診断・治療の指針とその推奨を示した。整形外科医をはじめ、内科医・ペインクリニシャンなど腰痛患者に接する全診療科に有益な内容を網羅した。
目次
腰痛はどのように定義されるか
腰痛の病態は何か
腰痛の自然経過はどのようであるか
腰痛は生活習慣と関係があるか
腰痛と職業の間に関係はあるか
腰痛は心理社会的因子と関係があるか
腰痛患者が初診した場合に必要とされる診断の手順は
腰痛診断において有用な画像検査は何か
腰痛の治療は安静よりも活動性維持のほうが有用か
腰痛に薬物療法は有用か
腰痛の治療として物理・装具療法は有用か
腰痛に運動療法は有用か
腰痛に患者教育と心理行動的アプローチは有用か
腰痛にインターベンション治療(神経ブロック、注射療法、脊髄刺激療法など)は有用か
腰痛に手術療法(脊椎固定術)は有用か
腰痛に代替療法は有用であるか
腰痛の治療評価法で有用なものは何か
腰痛予防に有用な方法はあるか