出版社内容情報
《内容》 厚生労働省や学会により設けられたガイドラインにあわせてリニューアル.吸入ステロイド療法やピークフロー測定などのぜんそく自己管理の最新情報や充実のQ&A,さらに薬剤一覧も新たに加わって内容充実.よりよくぜんそくとつきあっていくための心強い一冊.2色刷.
《目次》
【主要目次】
1.ぜんそくに関する基礎知識
A.ぜんそくとは
B.ぜんそくの頻度
C.ぜんそくの症状
D.ぜんそくの病因
E.ぜんそく発作のしくみ
F.ぜんそくの分類
G.ぜんそくの合併症
H.ぜんそくの予後
2.ぜんそく治療の実際
A.治療の原則
B.アレルゲン除去
C.減感作療法
D.非特異的減感作療法
E.ぜんそくの気管支拡張療法
F.ぜんそくの予防療法
G.その他の薬剤
3.ぜんそくに関する各種の検査
A.アレルギーに関する検査
B.気道に関する検査
C.一般的検査
4.アレルゲン
A.室内塵とダニ
B.花粉類
C.真菌類(カビ)
D.動物の毛あかなど
5.ぜんそく発作の誘因と対策
A.ぜんそく発作の機序と誘因
B.発作に対する治療のまとめ
C.自己管理―ぜんそく日記とピークフロー
6.小児ぜんそく
A.小児ぜんそくとは
B.小児ぜんそくの病態と症状
C.運動誘発性ぜんそく
D.ぜんそく様気管支炎
E.小児ぜんそくの治療
F.食物アレルギー
G.アレルギー行進とぜんそく発症の予防
7.ぜんそくの日常管理
A.生活上の一般的な注意
B.食事のとり方
C.酒とタバコ
D.気象の変化
E.冷暖房の管理
F.鼻呼吸
G.入浴と温泉
H.ぜんそくと妊娠・生理
I.運動・旅行
J.予防注射・抜歯・手術
K.結婚・遺伝の問題
L.職業の問題
M.医師の選び方
N.家族の対処の仕方
8.ぜんそく体操と鍛錬療法
A.皮膚の鍛錬
B.呼吸の鍛錬
C.身体の鍛錬
D.ぜんそく体操
9.ぜんそくの治療Q&A
Q1.ぜんそくを根本的になおすことはできるのですか
Q2.ぜんそくの薬は一生続けなくてはいけないのですか
Q3.軽症の場合でも非発作時の治療は必要でしょうか
Q4.吸入薬(エアゾール)を使用する場合,どんな点に注意したらよいでしょうか
Q5.どのような時に吸入ステロイド薬を始めますか
Q6.吸入ステロイド薬の副作用が心配なのですが
Q7.風邪をひいた時にはステロイドの吸入療法はどのようにしますか
Q8.吸入ステロイド薬の減量と中止の目安はどう考えるのですか
Q9.抗アレルギー薬がよく効くのはどういう場合ですか
Q10.吸入ステロイドと気管支拡張薬と抗アレルギー薬を併用している時,症状が安定してきたらどの順に薬を減量・中止するのが適当でしょうか
Q11.経口ステロイド薬を長時間服用する場合に,心得ておかねばならないことは,どういうことでしょうか?
Q12.就寝してから苦しくなることが多いのですが,どのような原因でなるのでしょうか
Q13.発作のひどい時は,横になることができないのですが
Q14.救急外来を受診すべきタイミングを教えてください
Q15.重積発作を起こさないためには,どのようなことに注意したらよいでしょうか
Q16.ぜんそくで死亡するような患者さんはどのような背景をもっているのですか
Q17.ぜんそく治療に漢方薬は有効でしょうか
Q18.気管支ぜんそくに鍼灸療法は有効でしょうか
Q19.転地することはぜんそくに対して効果があるのでしょうか
Q20.小児ぜんそくに対する施設療法の適応を教えてください
ぜんそく治療薬剤一覧
内容説明
本書では、ぜんそくの病態、検査、治療、日常生活のあり方などに関して、最新の知識をできるだけやさしく記述。ことにぜんそく発作の予防については従来のものよりも詳しく述べている。
目次
1 ぜんそくに関する基礎知識
2 ぜんそく治療の実際
3 ぜんそくに関する各種の検査
4 アレルゲン
5 ぜんそく発作の誘因と対策
6 小児ぜんそく
7 ぜんそくの日常管理
8 ぜんそく体操と鍛錬療法
9 ぜんそくの治療Q&A
著者等紹介
宮本昭正[ミヤモトテルマサ]
1954年東京大学医学部医学科卒業。1955年東京大学物療内科勤務。1955~60年フルブライト留学生として渡米。1964~66年ノースウエスタン大学内科。1974年東京大学講師。1981年東京大学教授。1988年東京大学附属病院長。1990年東京大学退官、東京大学名誉教授。1990年国立相模原病院院長。1995年国立相模原病院名誉院長。現在、日本臨床アレルギー研究所所長、アレルギー協会理事長
中川武正[ナカガワタケマサ]
1973年東京大学医学部医学科卒業。1975年東京大学物療内科勤務。1978~80年スイス・ベルン大学に留学。1988年聖マリアンナ医科大学助教授。1990年同難病治療研究センター副センター長。1996年聖マリアンナ医科大学教授。現在、聖マリアンナ医科大学教授(呼吸器・感染症内科)、同東横病院副院長、アレルギー学会理事、臨床免疫学会評議員、炎症学会評議員、「Clin.Rev.Allergy」編集委員、「喘息」編集委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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