出版社内容情報
カープ、ライオンズ、ホークスの黄金時代を築き、球界の寝業師と呼ばれた根本陸夫。その驚くべき手腕と実像を、王貞治氏をはじめとする膨大な証言から明らかにする骨太スポーツ・ノンフィクション。
高橋 安幸[タカハシヤスユキ]
内容説明
選手として三流、監督として二流、でもGMとしては天下無双。誰も真似のできない「人脈」と「洞察力」を武器に低迷していたカープ、ライオンズ、ホークスを変革し、黄金時代を築いた男の実像に迫るノンフィクション。
目次
入団拒否する選手の親にすっかり気に入られた男―証言者・工藤公康
あのデーブが初めて「オヤジ」と呼んだ男―証言者・大久保博元
大学生にして渋谷の闇市で暴れまわっていた男―証言者・関根潤三
高校を中退させて「18歳の4番打者」を作った男―証言者・土井正博
広島を球団初のAクラスに導いた男―証言者・衣笠祥雄
「凡将」と評されながら11シーズンも監督を務めた男―証言者・坂井保之ほか
野球人にスーツを着ることの大切さを教えた男―証言者・石毛宏典
裏技を駆使して一流選手を次々と入団させた男―証言者・森繁和
1980年代の常勝西武を作り上げた男―証言者・行澤久隆
浪人投手をドラフト1位にまで育て上げた男―証言者・小島弘務
選手獲得で巨人に一騎打ちを挑んだ男―証言者・毒島章一
12球団の情報を毎日入手していた男―証言者・石山健一
名門高校の監督と朝まで野球談義する男―証言者・小枝守
記者のペースで取材をさせなかった男―証言者・浜田昭八
ドラフト候補を求め、素人をスカウトに雇った男―証言者・安倍昌彦
選手全員の「行きつけの店」まで知り尽くしていた男―証言者・大田卓司
試合中にもかかわらず下柳剛を延々と説教した男―証言者・下柳剛
オーナーに内緒で超大型トレードを成立させた男―証言者・瀬戸山隆三
王貞治を「ラーメン屋のせがれ」と言い放った男―証言者・森脇浩司
頑なにダイエーの監督を拒む王貞治を口説き落とした男―証言者・王貞治
著者等紹介
高橋安幸[タカハシヤスユキ]
1965年、新潟県生まれ。日大芸術学部卒。出版社勤務を経て、野球雑誌『野球小僧』の創刊に参加。ノンフィクション作家として、主に昭和から平成のプロ野球をテーマとして精力的に取材・執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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