ニューロンの生物学

ニューロンの生物学

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  • サイズ A4判/ページ数 637p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784524224319
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 一貫した流れのある内容構成の下に,鮮明な写真とわかりやすく美しいカラー図表を駆使して神経生物学を解説.各項目の最後にはポイントが短くまとめられ,知識を整理しながら読み進めることができる.本文と関連の深いトピックスやアドバンスを解説したボックス(コラム)が随所に配され,章末には厳選された参考図書と原著論文のリストを掲載.    《目次》 【主要目次】 第1部 神経生物学を学ぶために  第1章 神経系への招待  第2章 神経系を築く諸要素  第3章 神経系の構造 第2部 細胞間コミュニケーション  第4章 静止状態のニューロンの電位  第5章 神経の興奮  第6章 シナプス伝達  第7章 神経伝達物質とその放出  第8章 シナプス活動の統合 第3部 感覚系  第9章 感覚系の性質  第10章 感覚情報の符号化と調節  第11章 視覚系  第12章 聴覚  第13章 化学感覚  第14章 体性感覚とその他の感覚 第4部 運動系  第15章 筋肉とその制御  第16章 反射とパターン発生  第17章 運動出力の感覚による調節  第18章 脳と運動出力 第5章 統合系と運動行動の神経基盤  第19章 逃避行動の機構  第20章 単純な行動の解析  第21章 複雑な行動の神経基盤 第6部 神経系の柔軟性  第22章 神経系の発生  第23章 発達に伴う可塑性  第24章 行動の可塑性:学習 第25章 ホルモンと神経系 付章 体の位置の名づけ方

内容説明

本書の六つの部にはそれぞれのテーマがある。最初の部は導入で、神経系がどのような細胞要素から成り立ち、それらがどのように構成されているか。第2部はニューロン間のコミュニケーションについて。それが電気信号と化学信号によって成り立つことを、膜電位とシナプス伝達の具体的内容を紹介して説明する。第3部、第4部、第5部は、神経系の3つの基本的機能、感覚入力の処理、運動出力の構成、情報の統合と判断、の解説にあてている。そして最後の第6部では、このような神経系が変化しうることを、発生途上の可変性からホルモンによる神経機能の調節までを紹介して示している。

目次

第1部 神経生物学を学ぶために
第2部 細胞間コミュニケーション
第3部 感覚系
第4部 運動系
第5部 統合系と動物行動の神経基盤
第6部 神経系の柔軟性

著者等紹介

小倉明彦[オグラアキヒコ]
1977東京大学理学研究科修士課程修了、1977‐79ルール大学生物学部研究員、1980‐93三菱化学生命科学研究所研究員、1993‐現在、大阪大学理学部教授、理学博士、神経生理学専攻

冨永恵子[トミナガケイコ]
冨永(吉野)恵子。1993九州大学薬学研究科博士課程修了、1993バージニア大学時間生物学プロジェクト研究員、1993‐1995東海大学医学部助手、1995‐現在、大阪大学理学部助手、薬学博士、神経薬理学専攻
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