出版社内容情報
《内容》 精神障害者を地域ケアで支えるという精神医療の流れのなかで,看護,保健スタッフによる精神訪問ケアには,精神疾患に関する知識とその疾患に特異的な対応技術が要求される.代表的な症状や問題行動に対応した精神(科)看護の技術を,実際のケースを呈示し,解説した実地に役立つケースブック.2色刷.
《目次》
【内容目次】
はじめに
I.精神訪問ケアの役割
1.精神訪問ケアとは~その歴史と役割
2.家族との関係
II.よく出会う問題状況とケア技術
1. 病気と医療に関すること
1 病識がない,拒薬,被害的な訴え
2 幻覚・幻聴,被毒妄想
3 訪問の拒否
4 強迫行為
5 被害妄想,受診の拒否
6 被害妄想,入院の拒否
7 身体合併症がある
8 薬物療法による副作用のモニタリング
9 対象者と医師とのコミュニケーションの援助
2.セルフケアに関すること
1 食事を作れない,買い物ができない
2 水中毒
3 排泄
4 衣類の調整,入浴,身だしなみ
5 部屋の片付け
6 近隣との付き合い
・付き合いがうまくいったケース
・付き合いがあまりうまくいかなかったケース
7 生活リズムへの働きかけ
8 自殺をほのめかす
9 精神疾患による引きこもり
・対象者を脅かさない関わりの始め方
・医療を受けることへの援助
3. 加齢にともなう問題
1 事故
2 体力の低下
3 孤立
III.訪問ケアがつらくなるとき
●訪問ケアがつらくなるとき
1. 入院を繰り返す対象者に感じるスタッフの無力感
2. 家族からの拒否
3. 訪問スタッフと対象者との価値観の違い
IV.他職種との共同と社会資源の活用
1. 他職種との共同
1 多職種チームとしての共同
2 看護婦(士)と保健婦(士)の共同
3 主治医との共同
4 ヘルパーとの共同
2. 社会資源の活用
1 地域の精神科訪問看護連絡会
2 住民との話し合い
3 事例検討とスーパービジョン
おわりに
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目次
1 精神訪問ケアの役割(精神訪問ケアとは―その歴史と役割;家族との関係)
2 よく出会う問題状況とケア技術(病気と医療に関すること;セルフケアに関すること;加齢にともなう問題)
3 訪問ケアがつらくなるとき
4 他職種との共同と社会資源の活用(他職種との共同;社会資源の活用)
著者等紹介
萱間真美[カヤママミ]
東京大学(大学院医学系研究科)精神看護分野専任講師。精神科臨床看護婦、聖路加看護大学教員、東京都精神医学総合研究所研究員を経て現職。博士(保健学)。現在、総合大学の医学部で、臨床の精神看護の技を他職種に示せる知識として蓄積する仕事に取り組んでおり、教育・研究の現場と実践を、ケーススタディや質的研究でつなぐ作業に挑戦中
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