内容説明
衣服衛生学は、実際に身体に着用された衣服について成立する学問であるが、その研究領域は多岐にわたり、多くの専門領域と相互関連する応用の学問であり、総合的視野に立った考慮が必要である。本書は、健康衣服の追求としての従来の衣服衛生学の専門書の枠にとらわれない総合的観点から、快適な衣服の在り方、その原理と応用に関し最新のデータに基づき、図表も多く取り入れ、理解しやすいものとして計画した。
目次
第1章 衣服と健康
第2章 衣服に関する人体生理
第3章 人と温熱環境
第4章 衣服による気候調節
第5章 衣服の人体影響
第6章 衣服と身体の動き
第7章 各種の衣服
第8章 寝具、はきもの、その他