出版社内容情報
《内容》 高齢化やライフスタイルの変化を背景に,高血圧患者に遭遇する機会が増加している.本書では,高血圧の成因や病態メカニズムだけでなく,背景にある心血管疾患の危険因子や合併症のとらえかた,さらに,血圧に影響を与える心理的側面についても解説.この分野における第一人者の執筆で,高血圧の全体像が効率よく把握でき,明日からの診断や治療に即役立つ一冊. 《目次》 【主要目次】1.血圧異常の診断 A.高血圧の分類―診断基準・重症度 B.低血圧2.高血圧の疫学3.血圧変動のメカニズム4.高血圧の病態 A 食塩感受性 B.インスリン抵抗性5.血圧上昇がもたらす合併症 A.脳 B.心 臓 C.腎 臓6.高血圧のコントロール A.大規模臨床試験と治療ガイドライン B.食事によるコントロール C.運動によるコントロール D.薬によるコントロール7.血圧変動の考え方 A.降圧薬はやめられるか B.J型カーブはあるか C.白衣高血圧の治療は必要か D.早朝高血圧は危険か E.低血圧の治療は必要か
内容説明
本書では、高血圧管理の問題点について疫学、病態、治療、合併症対策に加えて、最近注目される病態やトピックスを加え、包括的にまとめて、容易に高血圧についての理解を深めるよう企画された。加えて、低血圧についても項を設け、血圧異常(高血圧・低血圧)全般についてまとめることができるように項を整理している。
目次
1 血圧異常の診断
2 高血圧の疫学
3 血圧変動のメカニズム
4 高血圧の病態
5 血圧上昇がもたらす合併症
6 高血圧のコントロール
7 血圧変動の考え方