出版社内容情報
《内容》 50万人を越える患者がインスリン治療を受けているいま，非専門医・開業医にもインスリン療法の知識は必須である．本書はインスリン療法の考え方から手法までをわかりやすく解説したうえで，典型的な症例をとりあげ，その具体的な処方例を示している．今改訂では，糖尿病診断基準の変更に合わせて内容の一部を書きかえたほか，症例も追加した． 《目次》 【主要目次】基礎編１．インスリン製剤２．インスリン注射器３．治療の目標４．インスリン療法の適応５．インスリン治療に必要な準備６．インスリン治療の実践７．特殊例でのインスリン療法８．インスリン療法の問題点９．血糖自己測定応用編１．１型糖尿病（IDDM）におけるインスリン療法の例 ケトアシドーシスがなく発症した小児１型糖尿病例／１日２回注射から頻回注射への変更例（１）／１日２回注射から頻回注射への変更例（２）／妊娠，出産例／運動選手の例／シックデーの症例／緩やかに進行した１型糖尿病例２．２型糖尿病（NIDDM）におけるインスリン療法の例 SU 剤からの変更例（１）／SU 剤からの変更例（２）／未治療，高血糖の症例／１日注射から２回注射への変更例／頻回注射への変更例／高齢者のインスリン療法／進行した合併症のある症例／インスリンとα- グルコシダーゼ阻害剤の併用３．特殊な症例 不安定型糖尿病（１型糖尿病）に対するCSII 施行例／感染症（肺結核）を合併した症例／慢性膵炎をともなった症例／ステロイド治療中に発症した糖尿病／外科手術例／海外旅行におけるインスリン療法／インスリンと SU 剤の併用療法例／清涼飲料水ケトーシス（ペットボトル症候群）のインスリン療法
内容説明
糖尿病の臨床に携わる医師のためのインスリン療法のマニュアル。インスリン治療に必要な最小限の基礎知識と症例に基づいて、個々の治療の考え方をまとめ具体的なインスリン療法の進め方を示した応用編で構成。五十音順索引付き。
目次
基礎編（インスリン製剤；インスリン注射器；治療の目標；インスリン療法の適応；インスリン治療に必要な準備；インスリン治療の実践；特殊例でのインスリン療法；インスリン療法の問題点；血糖自己測定）
応用編（１型糖尿病（ＩＤＤＭ）におけるインスリン療法の例
２型糖尿病（ＮＩＤＤＭ）におけるインスリン療法の例
特殊な症例）
