出版社内容情報
《内容》 主として心室から分泌されるBNPは,その血中濃度がANPの血中濃度よりも心不全の重症度と比例して上昇し,予後を的確に反映する.BNPの血中濃度測定が限定ではあるが,保険適用になり,これから広く実施されることが予想される.本書では,このBNP測定について,その基礎から実際の測定法,測定値の解釈について,わかりやすく解説した. 《目次》 【主要目次】第1章 ANP,BNPの基礎第2章 BNPの生理的働きと測定の意義第3章 血中BNPの測定法と採血後の安定性第4章 BNPと左室収縮機能,拡張機能第5章 BNPと心不全第6章 BNPと狭心症,心筋梗塞第7章 BNPと弁膜症第8章 BNPと心筋症第9章 BNPと高血圧第10章 BNPとペースメーカー第11章 特殊な場合のBNPの読み方 第12章 BNPの血中濃度測定による心臓病スクリーニング
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