出版社内容情報
《内容》 近年のバイオテクノロジー研究の4本柱である,遺伝子(gene)・細胞(cell)・蛋白質(protein)・抗体(antibody)を主題とし,それぞれの基礎実験法を収載した分子細胞生物学領域のall in oneタイプの基礎実験書.今改訂では,ゲノミクス,プロテオミクス,バイオインフォマティクスといった新しい研究の流れを踏まえ,最新の実験法を厳選.第一線の研究室における実験ノウハウを満載して,さらに充実.
《目次》
【主要目次】
1. ポストゲノム時代の研究戦略
2. 細胞実験法
2-A. 基礎知識
2-B. 基本的な細胞培養技術
2-C. 初代培養法
2-D. 培養細胞を用いた実験法
付録 データ処理と実験計画
3. 蛋白質実験法
3-A. 蛋白質の取り扱い
3-B. 蛋白質の抽出法
3-C. 二次元電気泳動による蛋白質の分離とWWWデータベースによるマッピング
3-D. HPLCによる蛋白質の精製
3-E. プロテインシーケンサーによるアミノ酸配列決定法
3-F. 糖蛋白質糖鎖の抽出・精製と糖鎖構造解析法
3-G. 蛋白質の三次元構造解析法
4. 抗体を用いる実験法
4-A. 抗体の基礎知識
4-B. 抗体の作成法および一般的取り扱い法
4-C. 抗体を用いた検定法
4-D. 免疫組織化学
5. 遺伝子実験法
5-A. 遺伝子の単離と構造解析
5-B. 遺伝子転写産物の解析
5-C. 転写調節領域の機能解析
5-D. 遺伝子の機能解析
5-E. Genetyxとゲノムネットによる遺伝子の解析
付録 分子細胞生物学に関連したデータベースの有用なサーバ紹介