出版社内容情報
《内容》 精神疾患の最新の医学・医療とそれに伴う看護をわかりやすく解説した実践書.精神疾患患者のケアに必要な基礎知識(診察法,検査法,治療法),主要な精神科的症候への対応の仕方(看護の指針)から,各疾患別に概念,診断へのアプローチ,治療・看護の指針を解説.さらに,精神保健福祉法と人権,看護計画とクリティカルパス,訪問看護と地域精神科看護,社会参加の支援と社会生活技能訓練についても触れた.2色刷.
《目次》
【内容目次】
◎はじめに:今日の精神科医療と看護師の役割
1.精神疾患の理解と看護の役割
1.精神疾患のなりたちと理解のモデル
2.多職種チーム医療のなかでの看護師の役割
2.精神疾患の診断の進め方
1.精神疾患の診察法
2.画像診断検査
3.脳波検査
4.心理検査
3.精神疾患の治療法
1.薬物療法(向精神薬療法)
2.電気けいれん療法(ECT)
3.心理社会的療法
4.主な精神科的症候と看護の指針
1.不安・抑うつ
2.幻覚期の興奮
3.急性期の興奮
4.自殺企図・希死念慮
5.慢性期の無為・自閉
6.病識のない患者
5.疾患別にみた治療と看護
1.統合失調症(精神分裂病)
2.気分障害(躁うつ病)
3.非定型精神病
4.恐怖症,パニック障害と全般性不安障害
5.強迫性障害(強迫神経症)
6.適応障害と外傷後ストレス障害(PTSD)
7.ヒステリー(解離性・転換性障害)
8.身体表現性障害(身体化障害,心気障害)
9.摂食障害(神経性食欲不振症,過食症)
10.睡眠障害
11.産褥期の精神障害
12.人格障害
13.精神遅滞
14.アルツハイマー型痴呆
15.血管性痴呆
16.脳器質性精神障害
17.アルコール依存症
18.薬物依存症
19.てんかん
20.内科疾患・内科薬剤による精神障害
6.治療の場からたみた精神科看護の指針と技法
1.精神保健福祉法と人権を尊重した看護
2.入院治療における看護計画とクリティカルパス
3.訪問看護・地域精神科看護
4.社会参加の支援と社会生活技能訓練(SST)
◎付録
1.精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
2.行動の制限に関する基準
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- 和書
- 正統とは何か (新版)