出版社内容情報
《内容》 より健康に競技能力を高め,より長いスポーツ生命を維持し,生涯にわたってスポーツを愛好していくために,スポーツ医学の中でも,まだ普及していない「実践スポーツ内科学」をわかりやすく解説.さらに多種多様なスポーツ医学のドキュメントを紹介し,巻末にはスポーツ科学用語集をつけ加えた.スポーツトレーナーやスポーツドクター,また競技者自身も必読の書. 《目次》 【主要目次】1.スポーツ内科疾患の例 実例1 6ヵ月間のスランプ 実例2 接触プレー時の胸痛 実例3 運動時の息切れ 実例4 3週間続く脱力感 実例5 運動時の腹痛 実例6 多発する肉離れ 実例7 繰り返す風邪と腸炎 実例8 摂食障害と血尿,自殺未遂 実例9 試合前・試合時の下痢 実例10 運動時の頭痛 実例11 オーバートレーニング症候群2.スポーツ内科疾患のおもな原因 1.練習に関して 2.食生活(栄養)と体重に関して 3.休養と睡眠に関して 4.スポーツによるストレスや不安 5.スポーツ科学・医学への勉強不足3.競技臓器と非競技臓器4.臓器の生理機能と運動による臓器障害 A.消化管(胃腸) B.膵 臓 C.肝 臓 D.胆 嚢 E.脾 臓 F.腎 臓 G.呼吸器(肺,気管支など) H.循環器(心臓,血管) I.血管・循環 J.筋 肉 K.骨 L.脳神経系 M.内分泌ホルモン系5.スポーツ・運動と関係の深い病態 A.筋肉障害 B.スポーツ貧血 C.低タンパク血症 D.脱水症 E.熱中症 F.骨形成と発育 G.鉄などの微量必須金属の欠乏症 H.炎 症 I.アレルギー・免疫 J.栄養失調 K.ストレス L.疲労と消耗 M.オーバートレーニングとオーバートレーニング症候群 N.コンディション6.スポーツと血液成分 1.血液成分とは 2.血液成分の変動メカニズム 3.スポーツ・運動による血液成分の変動7.スポーツ疾患連鎖8.少年少女のスポーツ疾患 1.少年少女のスポーツ疾患原因 2.とくに小学生から中学生選手の特徴 3.発育発達期に適した練習法9.スポーツ疾患予防の第1歩から第7歩まで10.疾患予防を考慮した科学的トレーニング 1.練習効果発現の基本原理 2.疾患予防を考慮した科学的トレーニングとは 3.トレーニングの限界 4.基本練習の組み方 5.専門競技練習の取り入れ方 6.1日の練習順序11.練習以外での自己管理法 1.スポーツ選手の栄養・食事 2.スポーツ選手の治療(自己治療) 3.スポーツ選手の休養 4.スポーツ選手の睡眠12.競技生活サイクル13.内科的スポーツメディカルチェック 1.内科的スポーツメディカルチェックの意義と利用法 2.医学的最終コンディション調整法◆ スポーツドキュメンタリー◆ スポーツ科学用語集◆ 参考図書・文献