出版社内容情報
《内容》 PNFは理学療法の徒手的治療技術であり,スポーツ医学のみならず中枢神経疾患,神経・筋疾患,骨・関節疾患,スポーツ障害に対する治療訓練として注目されている.わが国のPNF指導の第一人者によるきめ細かい解説と手順を追った写真で,PNFの理論と基本手技,特殊テクニック,疾患への応用,スポーツ障害への施行などを実践的にまとめたテキストである.
《目次》
【主要目次】
1.PNF の概要, 定義, 治療原理
2. 促通要素
a PNF 運動パターン
b 筋の伸張
c 関節の牽引
d 関節の圧縮
e 抵 抗
f 発散と強化
g 正常なタイミング
h 他動運動・自動介助運動
i 用手接触
j 口頭指示 (聴覚刺激)
k 視覚刺激
3. PNF で用いられる基本手技
A. PNF 施行時の留意点
B. 上肢のパターン
C. 下肢のパターン
D. 頸部のパターン
E. 肩甲骨のパターン
F. 骨盤のパターン
G. 舌・呼吸複合のパターン
H. 歩 行
4. 特殊テクニック
a リズミックイニシエーション
b リプリケーション
c 反復ストレッチ (反復収縮)
d 強調のタイミング (ピボット:軸運動)
e 筋収縮様態による組合せ運動
f 動筋・拮抗筋による往復運動
g リラクセーションテクニック
5. 評価と治療プログラムの立案
a 評 価
b ゴール設定
c 治療プログラムの立案
d 再評価
6. PNF の臨床応用
a 運動の効果
b 運動における個々の筋の働きと重心移動の変化
c PNF の治療原則
d 臨床応用の基礎
e 促通パターンの選択
7. 疾患別 PNF
A. 中枢神経疾患
1-1.片麻痺 (ベッドから立位まで)
1-2.片麻痺 (歩行)
2.運動失調症の治療
3.パーキンソン病
B. 神経・筋疾患
1.脊髄損傷萩原利昌
2.顔面, 嚥下
C. 骨・関節疾患
1.股関節, 膝関節
D. スポーツ障害
1.野 球
2.陸上競技
内容説明
本書は、PNF(固有受容性神経筋促通法)に関する豊富なリサーチ結果に基づく理論に加え、基本手技・疾患別の使用法などを具体的に網羅したものである。
目次
1 PNFの概要、定義、治療原理
2 促通要素
3 PNFで用いられる基本手技
4 特殊テクニック
5 評価と治療プログラムの立案
6 PNFの臨床応用
7 疾患別PNF
著者等紹介
乾公美[イヌイキミハル]
札幌医科大学保健医療学部理学療法学科教授。共編に「PNFマニュアル」がある
柳沢健[ヤナギサワケン]
東京都立保健科学大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。