出版社内容情報
【セールスポイント】
熱力学の基礎を身近な機械や装置と関連させて楽しく平易に解説。
【発刊の目的と内容】
熱力学は機械工学のなかでも必須の力学であるが、苦手な学生が多い。本書は実際の機械や装置がいかに熱力学の知識を必要としかつ設計されているかを重視して、なるべく抽象的な概念を避け解説した。難解な部分はPLUS 1として囲み記事を設置し、数式の展開は例題と演習問題を豊富に設けて自信が深められるよう配慮した。近年重視されている。環境問題についても熱力学の立場から解説した。
【購読対象者】
大学および高専の学生
目次
熱機器と熱力学
熱エネルギー利用技術
熱エネルギーと仕事
エネルギーの状態と変化
理想気体の状態変化
エンジンのサイクル
熱エネルギーの運動エネルギーへの変換
蒸気の状態変化
蒸気サイクル
冷凍とヒートポンプサイクル
空気調和
エネルギーと環境
著者等紹介
斎藤孝基[サイトウタカモト]
1964年東京大学大学院機械工学専門課程博士課程修了。1964年工学博士。1996年東京大学工学部教授定年退官。現在、明星大学理工学部機械工学科
浜口和洋[ハマグチカズヒロ]
1981年明治大学大学院工学研究科博士課程中退。1986年工学博士。現在、明星大学理工学部機械工学科
平田宏一[ヒラタコウイチ]
1990年埼玉大学工学部機械工学科卒業。1998年博士(工学)。現在、独立行政法人海上技術安全研究所
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