出版社内容情報
《内容》 日常臨床で遭遇することの多い口腔粘膜疾患や,とくに注意すべき重要な疾患を豊富なカラー写真で提示したアトラス.必要に応じ,MRIやX線写真,病理組織写真を追加した.口腔粘膜は,皮膚疾患,消化器疾患,代謝性疾患などの病変があらわれることも多い.見逃しがちな口腔粘膜の病変の診断・治療をサポートする一冊. 《目次》 【主要目次】1.総 論 A 粘膜の構造 B 診 断 C 治 療2.各 論 A.感染症 B.アフタ,紅斑および潰瘍 C.水疱症 D.膠原病 E.角化症 F.物理・化学的障害,薬剤障害 G.色素異常症 H.金属による障害 I.唾液腺疾患 J.悪性腫瘍 K.前癌病変 L.良性腫瘍 M.歯原性腫瘍 N.嚢胞性疾患 O.舌の異常 P.歯周疾患 Q.病変と誤解されやすい正常所見 R.その他
内容説明
本書は、日常の臨床で苦慮することの多い口腔粘膜疾患の診断と治療に際して、一つの道標となるべく意図されたものである。病変をカラー写真で示し、疾患の概念、診断、治療について概説した。症例は歯科・口腔外科、皮膚科、耳鼻咽喉科を受診した患者のなかから、頻度は少なくても忘れてはならない疾患、全身疾患と関連する疾患、歯疾患と関係のある病変を選んだ。
目次
1 総論(粘膜の構造;診断;治療)
2 各論(感染症―概説;アフタ、紅斑および潰よう―概説;水疱症―概説;膠原病―概説 ほか)