内容説明
本書では、痴呆についての基礎知識から診断・治療、そして社会対策までを総括した形でまずとりあげた。痴呆の原因疾患は、70におよぶといわれるが、高齢者に多いのは、アルツハイマー病(アルツハイマー型痴呆)と脳血管性痴呆である。そこで2疾患の最近の知見を最後にまとめた。著者はいずれも、斯界の第一線に活躍。また、カラー口絵やひとくちメモなどで実地医療に参考になる記述を試みた。
目次
痴呆の病態と疫学
痴呆の診断と治療
痴呆のケアと社会対策
アルツハイマー病の最新知見
脳血管性痴呆の最新知見