出版社内容情報
《内容》 脳神経外科領域の高度な知識をわかりやすく解説した実践書.各疾患については典型的症例を示し,診断と治療の実際を解説.また,主要な疾患については,それぞれについてよくみられる看護診断とその理由,患者目標,看護介入の具体例をあげて解説した.看護診断にもとづいて脳神経外科のケアを解説した従来にはないアトラクティブな啓発書.
内容説明
本書は、はじめて脳神経外科病棟に配属されたナースが、1日も早く脳神経外科領域の健康問題を有する患者さんのケアのエキスパートになることを援助する目的で企画されました。全体の構成は次のようになっています。まず序章として脳神経外科医療におけるチーム医療のありかたを、医学診断と看護診断の面から考察しました。次に第1部は医学面の解説で、脳神経外科領域で取り扱われる代表的な疾患について、その典型的な症例を呈示し、診断と治療などマネージメントの実際やトピックスを概説しました。第2部は看護面で、ここでは第1部にあがっているすべての疾患に関して触れるのではなく、この領域でよくみられる脳血管障害・腫瘍・水頭症・てんかんの患者さん、および放射線照射療法を受ける患者さんをとりあげ、それぞれの疾患ごとに、看護診断とその理由、患者目標、看護介入をあげました。