内容説明
いま、なぜ文学なのか!天、海、地の三つの視点から刺激的な文学研究を提案する!
目次
序論 “知識の枠組み”―あるいは“わかる”とはどういうことか
1 「天」(宇宙の設計図―太陽系儀と始まりの理論;天空の暗号―『緋文字』の流星学;月面の自然誌―『月ペテン』と望遠鏡)
2 「海」(虚構の地図/地図の虚構―『アーサー・ゴードン・ピムの物語』と南極探検記;海流と鯨の世界地図―マシュー・フォンテン・モーリーと海の自然地誌;クジラ漁の始まったころ―『白鯨』と船舶位置決定)
3 「地」(火口の底―ラルフ・ウォルド・エマソンの初期講演と地質学;地下のデザイン―「シムズの穴」の理論と実践;石の物語―『緋文字』と墓地考古学)
著者等紹介
鷲津浩子[ワシズヒロコ]
筑波大学人文社会系教授。1988年、文学博士(筑波大学)。2003年~現在、筑波大学アメリカ文学会代表、『アメリカ文学評論』編集者。2003年、International Association of University Professors of English(IAUPE)会員に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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