内容説明
生地オークパークと、アメリカ修業時代を徹底検証し、新しい視座でヘミングウェイ像を構築する俊秀の論考。
目次
変容するヘミングウェイ批評
1 描かれなかった故郷の町―イリノイ州オークパーク
2 未熟という魅力―戦後のアメリカ修業期
3 幻想と傷を探る―短編小説と郷愁のミシガン
4 「男らしさ」の揺らぎ―長編小説と女たち
ヘミングウェイを許した故郷の町
著者等紹介
前田一平[マエダカズヒラ]
1953年、高知県中村市生まれ。広島大学大学院博士課程修了。セントラル・ワシントン大学客員教授、ワシントン大学客員研究員。文学博士(広島大学)。現在、鳴門教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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