内容説明
なぜ、いま手紙なのか。アメリカの小説作品に表われたさまざまな手紙を検証し、手紙と小説のかかわりを究明して、その本質を論じる。
目次
序章 移動するひと、旅することば―アメリカ小説と手紙
第1章 書簡体小説
第2章 象徴としての手紙
第3章 引用された手紙
第4章 書簡体ふたたび
終章 手紙とメール
著者等紹介
時実早苗[トキザネサナエ]
東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)(1994年、筑波大学)。現在、千葉大学大学院人文社会科学研究科教授。専門はアメリカ文学・文学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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